Read: MARTIN LUTHER KING
次郎はマーティン・ルーサー・キングの本を読んだ。これは彼の書いたレポートである。
「私には夢がある」
この有名な言葉を発した男はプロテスタントの牧師だ。彼の名前はマーティン・ルーサー・キング。リンカーン記念堂の階段上、アブラハム・リンカーン像の足元で話した。
1963年のことだった。リンカーンが奴隷を解放してから100年後だったが、奴隷の孫はまだ本当の自由を手にしてなかった。南部は黒人アメリカ人にとって良い場所ではなかった。白人の持つ権利全てを黒人が持っているわけではなかった。黒人の子供と白人の子供は違う学校に通っていた。バスの白人用は前席、黒人用は後席だった。
マーティン・ルーサー・キングはそれを変えたかったが、暴力を使いたくはなかった。もちろんキリスト教徒の牧師としてイエス・キリストの人生、言葉を知っていた。マハトマ・ガンディーの人生、言葉も知っていた。二人の偉大な男によると、愛は憎しみに勝る力があるのだ。キングはこの男とその信条を敬拝した。彼は力ある演説者、そして勇敢なリーダーとなった。彼は不平等な法に対する平和的講義を多く率いた。
1955年12月1日、黒人のロサ・パークはアラバマ州モントゴメリーで長い一日の労働を終え、バスに乗った。彼女は後ろの黒人用座席のちょうど一番目の列の席に座った。
より人がバスに乗り込み、白人男性が立たなければならないとき、運転手はその列の黒人に言った「立ってその男に席を譲りなさい。」ロサ以外の人たちはさっさと立ち上がったが、ロサはそうはしなかった。
二人の警察官がバスに乗り込み彼女を逮捕した。「なんであなたたちは私たちを追い出すの?」とロサは怒って聞いた。「知らん。だが法律は法律だ。」警察官と一人が言った。彼らは彼女を逮捕して刑務所に入れた。
黒人はモントゴメリーの教会に集まった。マーティン・ルーサー・キングは力強く言った。「私たちは今日夕方に集まったのは私たちを追い出す人たちにうんざりしていると言うためだ。 不平等なこの法律にだ。」黒人指導者達が何回も話し合った。「今この時から、黒人達は行動を起こす。私たちはバスに乗らない。」彼らは決めた。黒人達は何年間もタクシーを使うか自分で運転して仕事に行った。バス会社は多くの利益を失った。世界中の多くの人がこの静かな抵抗に気づいた。
キングは言う。「私には夢がある。いつかアラバマで、兄弟や姉妹のように、小さい黒人の少年少女が小さい白人の少年少女と手を取り合うことが出来ると。私は今日、夢を見ている。」
マーティン・ルーサー・キングはアフリカ系アメリカ人の人権のために働き続けた。
彼は1964年ノーベル平和賞を受賞した。4年後、何者かが彼を撃ち殺した。マーティン・ルーサー・キングは死んだが、彼の夢は生き続けてるとほとんどの人が考えた。2009年バラク・オバマが初めてのアフリカ系アメリカ人の合衆国大統領になったとき、みなキング博士の有名な夢を思い出した。

演説をするキング牧師
Read: TOM SAWYER
夏休みの宿題のために、クラスでやる劇として、マーク・トウェイン作のトム・ソーヤーの章をトムは書かなければならなかった。これが彼の劇だ。
ナレーター:美しい夏の土曜の朝だ。子供たちは野球をし、木に登り、池を泳ぎ楽しんでいる。完璧な日で、誰もが幸せだった。哀れなトム・ソーヤーを除いては。彼は13歳でポリーおばさんと暮らしていた。ポリーおばさんは今日トムのために特別な仕事があった。
ポリーおばさん:今日はこのフェンスを塗らなきゃだめだぞ、トム!
トム:はい、ポリーおばさん。
ナレーター:トムは外に出てフェンスを悲しげに見た。フェンスは30ヤード(約27m)の長さに8フィート(約2.4m)の高さがあった!トムは悲しげにゆっくりとブラシを持ち上げた。
トム:この仕事を終わらせるために丸一日働かないと。
ナレーター:ちょうどそのときトムは友人のジミーを見かけた。彼は空のバケツを水で満たすために井戸まで持って行くところでした。
トム:ねえ、ジミー!仕事を交換してくれよ!
ジミー:すまないね、それはできないよ。
トム:どうして?一番良いビー玉あげるからさ。2,3フィート塗ってくれたら、ぼくが井戸まで水汲みにいってあげるからさ。
ジミー:ママがすぐに水を汲みに行かなきゃだめだって言うんだよ。君の仕事をすることもしちゃダメだとも言ってた。
ナレーター:ジミーは歩き去って行きました。トムは余計に悲しくなりました。しなきゃいけないことがなにもない子供達のことを彼は考えました。彼らは一日中遊んで楽しめました。そしてベンは道路を歩いて来た。
トム:ベンじゃないか。彼はすなきゃいけない仕事がなにもないんだな。ぼくは土曜日まで仕事しなくちゃいけないから彼はぼくのことを笑うだろうな。
ナレーター:トムはいいことを思いつきました。彼はまたフェンスを塗り始めた。彼はゆっくり丁寧に塗った。彼は笑って口笛を吹いた。偉大な画家のようにブラシを握った。ベンが近寄ってきたがトムはやめなかった。トムはりんごの匂いがしてとてもお腹が空きはじめたが仕事をやめたり、ベンに何か言ったりしなかった。
ベン:何をしているんだ?
トム:ああ、ベン!すまない、君がそこにいたの見えなかったよ。
ベン:(彼は笑う)ほんっとバカだな!他の子供はみんな楽しそうにしてるのに、お前は土曜日もお仕事か。
トム:仕事?これは仕事じゃないぞベン。いま最高に楽しいんだ!多分さっさと行った方がいいぞ。僕は本当に忙しいんだ。
ナレーター:トムは丁寧に塗り続けました。彼は自分の作品を見るのを止め、笑った。
トム:美しい!ただただ美しい!
ベン:おい、トム。ぼくもそのフェンスの一部を塗ってもいいかい?
トム:ああ、分からないよ、ベン。これはポリーおばさんがくれたすごく特別な仕事なんだ。この仕事は完璧じゃないといけないっておばさんは言ってる。このフェンスを完璧に塗れるのは一人の少年しかいないとおばさんは考えてるんだ。それがぼくなのさ。
ベン:なあ、おい、トム。数分だけブラシを貸してくれよ。良い仕事するって約束するからさ。
トム:ダメだよ。それは良くないことだと思う。もし何か塗りたいなら、裏庭のフェンスなら塗ってもいいよ、このフェンスじゃなくね。
ベン:ねえ、もしブラシをぼくに貸してくれたら、君にりんごをあげるよ。
トム:うーん、わかったよ。だけどもしポリーおばさんが出てきたら止めなきゃダメだよ。おばさんは、フェンスを塗るべきなのは僕だけだと考えてるから。
ナレーター:トムはベンにブラシを渡しました。トムは悲しそうなに見せようとしたが、心の中では彼はとても幸せでした。ベンはトムに感謝して塗り始めました。トムは座り彼を見た。彼は顔に太陽を感じ、幸せそうにベンのりんごをたべました。すぐにジョーニーが道路を歩いてきました。
ジョーニー:何をしているんだ、ベン?
ベン:トムのためにフェンスを塗っているんだ。これはすごく特別な仕事なんだ。
ジョーニー:お前頭おかしいと思うぞ。
ナレーター:ジョーニーはベンを見ました。ベンは笑いながら口笛を吹いています。彼はゆっくり丁寧に塗り続けました。
ジョーニー:おい、トム、僕も塗っていいかい?
トム:すまない、ジョーニー、今はベンが塗っているんだ。彼はぼくにりんごをくれたから、彼に塗る権利があると思うんだ。
ジョーニー:1セントと白いビー玉を君にやるよ。
ベン:そいつの話を聞くな、トム。ぼくは君にりんごをもう一つとモデルカーをあげるよ。
トム:わかったよジョーニー。君も塗っていいけど、彼が自分の分を終わらせたあとでな。
ナレーター:もっと子供たちが道路を歩いてきました。彼らは笑いに来たけど、フェンスを塗るためにそこに残りました。朝の終わりには、フェンスは三層も塗られ、トムは8つのビー玉と六つのりんご、4つの1セント硬貨、ミニカーと凧と他にもたくさんのお宝をもっていました。なんて完璧な朝でしょう!トムは中に入ります。
トム:ポリーおばさん!もう外に出て遊んできていい?
ポリーおばさん:あのフェンスは終わったの?
トム:すごくきれいになったよ、ポリーおばさん。
ポリーおばさん:ウソをつくのはおやめ、トム。あのフェンスが終わるまでは遊びに行っちゃダメだからね。
トム:ねえ、外に出て見てよ。
ナレーター:トムはポリーおばさんを外に連れ出しフェンスを見せました。
トム:これでどう?
ポリーおばさん:トム・ソーヤー、私はあんたが誇らしいよ!完璧な仕事じゃない!
トム:ありがとう、おばさん。
ナレーター:トムは笑って、ポリーおばさんと家に帰りました。ポリーおばさんはトムの頭をなで、大きい赤いりんごを彼に与えた。
ポリーおばさん:あなたは本当にそうしようと思えば、頑張って働けることを知っているよ。だけどそういうことはあまりないよね?
ナレーター:ポリーおばさんが見ていない時、トムはテーブルからドーナッツも取って走って遊びにでかけました。

トム・ソーヤーの冒険は1876年に発表された小説。
アニメ化もされている。