Read: "9/11," THE TWIN TOWERS
9月11日に次郎が旧ワールドトレードセンターのグラウンド・ゼロに訪れる前、グリーン夫人は2001年のテロ攻撃の数日後の新聞で見つけた参考文献を彼に見せた。
9月11日、2期にジェット機がマンハッタンの繁華街に位置するワールドトレードセンターのツインタワーに突っ込んだ。最初の攻撃は午前8時45分で2回目は9時3分。煙と火がビルから一時間以上も上がった。このとき多くの人々は建物の中にいた。逃げるために階段を駆け下りた人もいたし、窓から飛び降りた人もいた。長い時間をかけて両方の塔が下に地面に落ちた。この鉄、コンクリート、ガラスの山の埋もれてどれだけの人が生きていたかは誰も知らない。
私たちはその話を聞いた。私はこの悲劇を何度も何度もテレビで見た。これほどまでに恐怖と怒りを感じたことはなかった。
では私たちになにができるか?まず、このような悲劇の時には勇敢になるべきだ。助けになることはなんでもするべきだ。
世界中のあらゆる国の人々はこの悲劇的な攻撃で両親やパートナー、子供を亡くした家族にメッセージとお金を送った。アメリカのあらゆる州の人々は犠牲者に血を分け与えた。何百人ものニューヨーカーは助けに来た。これらの人々は自分たちの時間やお金を与え、祈りを捧げた。
自分の命さえも分け与えた者もいた。多くの人を救い、陥落時タワー内部で亡くなった消防士たちのことを私たちは忘れてはならない。この悲劇の犠牲者のことを思い出し、遺族に平穏と勇気を与える、できる限りのことをしよう。
最後に私たち問うべきだ「どうしてこんなことが起こったのか?この悲劇の裏にあるメッセージはなにか?」

同時多発テロ当時の写真
Read: THE SPIRIT OF '76
メアリーと次郎は美術館にいる。彼らは歩いて回り、長いこと絵を見ていた。
次郎:どれくらいの間ここで見て回ったかな?多分もう行ったほうがいいんじゃない。
メアリー:ここにいたのはほんの一時間ほどよ。とにかくこれが最後の区画よ。見て次郎、この絵を以前見たことない?
次郎:あると思う、どこかで。
メアリー:画家の名前はウィラードだと思うわ。1876年にアメリカ合衆国100周年にこれを描いたの。多分知っていると思うけど、同年にフランスが私たちアメリカ人に自由の女神をくれたの。
次郎:すごくいいね。もう行っていい?
メアリー:見て。中央にいる老人と左にいる若者がドラムを叩いてるわ。右にいる男はファイフを吹いているわ。ファイフとは小さなフルートのことね。
次郎:あとで戻ってくればいいよ。彼らはまだここにいると思うよ。
メアリー:ちょっと待って。彼らの後ろのアメリカ国旗を見て。
次郎:それは何回も見たよ。すごくいいけどさ…
メアリー:けど、見て。13の星だけが輪になってる。
次郎:多分、画家が間違えたんだろ。
メアリー:違う違う、これは1776年の古いアメリカ国旗なの。13の星と13の縞。これは最初の13州になった植民地に対してそれぞれ一つずつなの。
次郎:うん。すごく興味深いね。そう、そろそろ行ったほうがいいと思う。
メアリー:これが絵のタイトル「The Spirit of '76」1776年はアメリカの歴史で重要な年だったの。この年にアメリカは独立国となったわ。この絵は独立のために戦う人々の精神を表しているんだわ。
次郎:ああ、これは本当に偉大な絵だね。だけどメアリー、長い間ここにいすぎだと思うんだ。もう行けないかな?お願いだよ。
メアリー:次郎、どうかしたの?30分もつまんなそうに話してる。
次郎:行かなきゃいけないんだよ。つまりトイレを探す必要があるの。
メアリー:あら、本当にごめんなさい。どうして言わなかったの?

THE SPIRIT OF '76