NEW TREASURE STAGE4 LESSON5 Curling - Chess on Ice 和訳

Section1 なぜカーリングは世界中で人気となったのでしょうか?

カーリングは、競技者が目標に達するよう大きく重いストーンを氷の上を滑らせるスポーツです。

このスポーツはスコットランドで1500年代に始まり、1800年代には他のヨーロッパ地域や北米へと広がりました。

それ以来、カーリングはそれが必要とする戦略や技能ゆえに、世界中で人気が高まってきました。

競技者たちは、氷の上にストーンをすべらせる身体的な強さを持たなければならないだけでなく、対戦相手を負かすために自分たちの動きを計画する知的技能を上達させる必要もあります。

こうした特性がこのスポーツに「氷上のチェス」という名前をもたらしました。

1998年以降、カーリングは冬季オリンピックの公式競技となっています。

curling:カーリング slide:滑らせる strategy:戦略 possess:持つ mental:精神の defeat:打ち負かす

Section2 カーリングの試合ではどのような装備が使われるのでしょうか?

長さ約45メートル、幅が5メートルある氷のシートの上でカーリングの試合は行われます。

シートのそれぞれの端に標的、すなわち「ハウス」があり、3つの同心円で構成されています。

最大の円は直径が3.66メートルあります。

カーリングで使われる主な道具は17から20キログラムの重さがあるストーンと、長い柄がありストーンの前の氷面を掃くのに使われるプラシです。

length:長さ width:幅 comprise:構成する diameter:直径(radius:半径) weigh:重さがある
broom:ホウキ handle:持ち柄,取っ手 sweep:掃く

 

Section3 点を取るには各チームなにをしなければならないのでしょうか?

試合を行うためには、それぞれ4名ずつの2チームが氷の上にストーンをすべらせます。

各チームの各競技者はそれぞれ2個、計16個のストーンをすべらせますが、これが「エンド」とよばれます。

カーリングの1試合は8個あるいは10個のエンドからなっています。

1人の競技者は「スキップ」という別の競技者の指示に基づいてストーンを放ち、一方で他の2人の競技者はストーンの前の氷面を掃きます。

各チームの目標は最も多くの点を取ることです。

点を取るために競技者はできる限り多くのストーンを、できる限りハウスの中心近くへ置こうとします。

各エンドが終了すると、中心に最も近いところにストーンがあるチームだけが点を獲得するのです。それはハウス内において対戦相手の最も中心に近いストーンよりもさらに中心に近いストーンによる得点となります。

 

図1では、 Aチームのストーンの1つが中心に最も近いので, Aチームが1点獲得します。

残りのストーンでは、Bチームの中心に最も近いストーンほど中心に近くはないので、点数には入りません。

図2では、Aチームにはハウスの内側に最も多くのストーンがありますが、Bチームのストーンが中心に最も近いところにあります。

したがって得点するのはBチームなのです。さらに、もう1つのストーンがAチームの中心に最も近いストーンよりも中心に近いところにあるため、 Bチームはこのエンドで2点を獲得します。

release:放つ,放出する upon:基づき instruction:指示 skip:(カーリングにおける)主将,指示者

図1(第一エンドの結果)

図2(第二エンドの結果)


Section4 勝つためには各チーム何をしなければならないでのでしょう?

カーリングは、それに伴う戦略のために時として「氷上のチェス」とよばれます。

プレーには攻撃と防御の手法があります。

もしチームが勝とうとするなら、ハウスの中心から最も近くにストーンを置こうとするだけでなく、相手のチームがそうすることを妨げなければなりません  さらに対戦相手によって妨害されるのを避けなければならないのです。

チームがラストストーンの権利(ハンマー)を持つ時は、点を獲得するのはより簡単です。

ハンマーは前のエンドで得点しなかったチームのものです。

たいていハンマーを持ったチームは最後に投げるストーンをハウスの中心により近い位置に簡単に置くことができるよう、ハウスの中心周辺に自チームのストーンを置こうとします。

反対に、ハンマーのないチームはガードストーンとなるようにハウスの正面にストーンを到達させようとすることが多いのです。

時には、最善の戦略とは得点することではなく、むしろ次のエンドで最後に投げるチームとして終わることかもしれません。

offensive:攻撃(的) defensive:防御(的) prevent:妨害する prevent A from ~ing: Aが~するのを妨げる
preceding:前の position:位置

 

Section5 優れたカーリング選手になるためにはどのような能力が求められているのでしょうか?

優れた競技者たちは、事前に練り上げられたあらゆる戦略を使い、それらの戦略を相手チームの手法や実際の試合状況に応じて適応させるものです。

図3では、Aチームはハウスの内側に2つストーンを置いていますが、Bチームは3つあります。

さらに,、Bチームのストーンの1つは中心に最も近いところにあります。

Bチームが3点獲得するのを妨げるために, Aチームは中心に最も近いところにあるBチームのストーンをハウスからはじき出すようストーンを投げたところです。

もしこれが成功すれば, AチームはBチームが得点するのを妨げるでしようし、自分たち自身が何点か獲得するかもしれないのです。

skillful:優れた work out:訓練する,成し遂げる  beforehand:事前に adapt:適用させる
depending on:~に応じて actual:実際の

 

図3(第三エンド)   

Section6 氷を磨く目的は何でしょうか?

ストーンをすべらせる事に加え、チームの試合運びの成功を決定づけるもう1つの要因はスイーピングです。

試合の前に氷上に水をまいて凍らせ、氷の表面をより粗くする小さな粒を作ります。

あなたはどちらがストーンをいっそう速くすべらせると思いますか?

たくさんの小さな粒がある、ざらざらした氷でしようか,あるいは表面がわずかに溶けたなめらかな氷でしようか。

答えはなめらかな氷です。

スイーピングの目的は、氷上の摩擦を変化させてストーンのコースを変え、より速くあるいはより遅く、左へあるいは右へと動くようにすることなのです。

ストーンが投げられる前に、スキップは他のストーンが位置しているところを見て、自チームのストーンがどこに置かれなければならないかを決めます。

1人の競技者がストーンを投げたあと、スキップはスイーパーに掃き方を大声で叫びます。

チームがそのストーンをもっと遠くまっすぐに進ませたい場合は、スイーパーはストーンの前面の氷を掃かなければなりません。こうすることでストーンがさらに数メートル遠くまですべるのです。

melt:溶ける friction:摩擦 alter:変える

 

 

Section7 なぜカーリングは「氷上のチェス」と呼ばれるのでしょうか?

カーリングというスポーツを知らない人々が.カーリングは特におもしろいとかやりがいがあるものではない、と冗談を言うのも無理はありません。

カーリングがオリンピック公式競技になった時には、カーリングはそのような名誉を与えられる価値があるかどうかをめぐってかなりの議論がありました。

しかしこのことに異議を唱える人々は、カーリングが見かけよりもはるかに力を必要とすることを理解するために、一度試してみさえすればいいのです。

カーリングはたいへん多くの身体的技能に加えて知的技能も要するのです。

数世紀にもわたるカーリングの人気が、このいわゆる「氷上のチェス」の魅力についてのあなたの理解を促すことができる、多くの現代の愛好者たちを生み出してきたのです。

considerable:かなりの debate:議論 worthy:価値ある by worthy of:の価値がある
honor:名誉 popularity:人気 so-called:いわゆる