FLEX1 Lesson3 It's Always Sunny in Space

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 エマはオーストラリアからの交換留学生だ。

最近、彼女はJAXAのプログラムの中の非常に興味深い宇宙計画について勉強している。

今日は彼女がそれについて私たちに話してくれる。

 

巨大な衛星に載せた太陽光パネルは地球のはるか上空できらめいている。

これらは太陽光を集め、衛星は地球に送るためのエネルギーを生成する。

これはJAXA太陽光発電システム(SSPS)計画である。

彼らは宇宙からのエネルギーは世界を救うと考える。

多くの専門家は、今日の私たちは大きな問題に直面していると言う、エネルギー危機だ。

世界人口は急速に増加している。

40-50年のうちに、私たちは間違いなく石油不足に陥る。

充分なエネルギーなしには、私たちの生活を支えることは出来ないだろう。

私たちは風力や太陽光などのグリーンエネルギーをもっと使うべきだとあなたは考えるかもしれない。

それは安全でクリーンで常に利用可能だろう。

しかし、それには問題がある。

問題はこれだ:時として充分なエネルギーを供給出来ないかもしれないということだ。

それは日の出ている時間や天気に依存する。

  

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SSPS計画はこの問題を解決出来るかもしれない。

JAXAの科学者は宇宙に太陽光発電衛星を作ることを望んでいる。

そこで太陽光を集めることで、電気を生成したいのだ。

どのようにしてそのエネルギーを地球に送るのだろうか?

実際にマイクロウェーブやレーザービームの形で送るのだ!

地球では「レクテナ」と呼ばれる巨大なアンテナでエネルギーを確保する。そして再びそれを電気に変換する。

この計画の最大の長所は安定したクリーンなエネルギーが供給できるかもしれないという点だ。

静止軌道上で衛星はほぼ全ての時間で太陽光を集めることができる。

年に約40時間を除き、そこは常に晴れている。

さらに、太陽が存在する限り、宇宙には強い太陽光があるだろう。

はるか未来には充分なクリーンエネルギーが手に入れることも可能かもしれない。

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まだ解決しなければならない問題はあるが、今までのところ計画の進捗は順調である。

最も大きな問題は計画費用である。

JAXAは衛星部品を宇宙に送らなければならない。

コスト削減し続けるため、彼らは低コストロケットを作らなければならない。

しかし、それするのは困難だ。

もう一つの問題は衛星の組み立てとメンテナンス方法だ。

放射線により、宇宙で人は長時間労働できない。

JAXAは地球からこれを行うシステムを構築する必要がある。

さらに地球の周りで動いている多くの宇宙ゴミがある。

それは非常に高速に動くため、小さな欠片でさえ衛星に多大な被害を与えうる。

これらの問題を理由に、多くの人がSSPS計画のアイディアを諦めてきた。

JAXAなどと日本のいくつかの大学は諦めてはいなかったのだが。

彼らは今でも目的を達成するために懸命に働いている。

なぜか?

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この計画のメンバーの一人が私にその理由を話してくれた。

彼はこう言う「国内でのエネルギー源が不足しているため、日本は多くの石炭や石油を輸入している。しかし、もしこの計画が成功すれば、日本は巨大なエネルギー輸出国となるだろう。日本だけでなくエネルギーを必要とする他の多くの国も宇宙からのクリーンエネルギーを使うことができるだろう。日本の技術が大きな助けとなる。」

私はこれに非常に感銘を受けた。

JAXAに行く前は、私はエネルギー危機についてあまり多く知らなかった。

しかし今、それが非常に深刻であると理解した。

これは皆の問題なのだ。

2050年には世界人口は90億を超えるだろう。

地球は本当にこれらの人々を支えられるのだろうか?彼らに何が起こるというのか?

私たちの未来のために、今日行動を起こさなければならない。

手助けのために何ができるだろうか?

ご静聴ありがとうございました。