A YOUNG VOICE FOR MOTHER NATURE
環境を守る手助けに私たちは何ができるだろうか?
確かに環境が助けを必要としてることを私たちが世界的指導者を説得することが一つ挙げられる。
セヴァン・カリス=スズキはただそれだけをしようと挑戦した女性である。
彼女が国際的に有名になったのはわずか12歳のときである。
彼女は大きな国連会議でスピーチをした。
要点は未来の世界が今の若者の物であるということだ。
セヴァンはカナダの景勝地、ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーから来た。
彼女の考えに大きな影響を与えたのは三つ、素晴らしい自然環境、カナダの原住民、有名な理系教授の父である。(余談だが、彼女の曽祖父は日本人であったため、彼女の苗字は鈴木である)
セヴァン自身は幼稚園の頃から環境的、社会的正義の仕事に活動的だったが、仕事を全て一人でしなければならないわけではなかった。
9歳のとき彼女と友達数人は環境子供団体(ECO)を始めた。これは少人数の子供達を含む地域プロジェクト内のグループである。
彼女たちは1992年リオ地球サミットに行く十分な旅費を調達した。
己の決定が若い人々に影響を与えることを、彼女たちは会議で意思決定者に思い出して欲しかったのだ。
セヴァンの以下のようなスピーチをした。
こんにちは、セヴァン・スズキです。ECO(地球子供団体)を代表してお話しします。。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて6000マイルの旅をしてきました。私は未来のために戦っているのです。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを私たちは耳にします。それらは、もう永遠にもどってはこないんです。
まだ子どもの私には、この危機を救うのになにをしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちもよい解決法なんてもっていないっていうことを。
* オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう
* 死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
* 絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
* そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、壊しつづけるのはもうやめてください!
カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ。
...物を十二分に持っていても、富を失うことを恐れ、分かち合うことを恐れるのです。
もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどそのことを知っています。
...あなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせてください。言葉を行動に反映させてください。
ご静聴ありがとうございました。
この若き少女のスピーチに驚かされる。カリス=スズキは学校で会社で、協議会で国際会議でスピーチを続けた。
将来のために将来の環境のために行動する必要があることを頻繁に話すことで、彼女は若者たちが自分の将来について話すことを特に奨励することを熱望している。

セヴァン・カリス=スズキ
日系カナダ人の父とカナダ人の母を持つ
THE EARTH, OUR HOME
「はい。今、池のここの植物を少なくとも1ヶ月には放っとくんだ。魚を中に入れたあとね。」
小宮先生は仕事を通して生徒たちを先導して言った。
水曜日の午後のことで、生徒の集団はテニスコートの裏に出ていた。
彼らは非常に独特の計画を実行していた。生態環境の構築だ。
この授業は課外授業で題材は「母なる自然」だ。
小宮先生は生徒たちに少しでも生態系(動植物と生命を支えるものの生存の均衡の科学)について理解してもらいたかった。
「来年の春の終わりまでにどれだけ多くのトンボがいるか驚くよ」と小宮先生は主張した。
「これは普通の池じゃないんだ。」
そして確かに次の春の終わりまでに飛び回る数百匹ものトンボがいた。
しかし、池には多くの植物も育っていたため、生徒たちがそのほとんどを退けなければならない。
雑草は狂ったように育った。
この季節、自然はとても脆いようには見えなかった。しかし自然は脆い。
例えば、オーストラリアでうさぎに起こった例を挙げよう。
1856年、トーマス・オースティンという名の初期の移民は数十匹の野良うさぎをイングランドからオーストラリアに持って来た。
彼はおそらくこう考えていたのだろう「こいつらは狩りで人気になる」
しかしうさぎはオーストリア原生の生態系の一部ではなかったのだ。
自然での敵がおらず、おそるべき早さで数を大きくしていった。
わずか8年後にはオースティンは自分の農場だけで自ら1万4千匹を超えるうさぎを撃ったと言った。
大陸中を走り回っているうさぎは8億匹もいた。
うさぎは今でもオーストラリアの大きな問題であるし、対抗するために危険な化学物質が使われている。
アイルランドでも似たような問題が起こった。
今までアイルランドに訪れたことがあるなら、幸運にも赤いリスを見たかもしれない。
小さい赤いリスはアイルランドの森に住むシャイな動物だ。
しかし約100年前にもっと大きな灰色のリスがアイルランドに入って来た。
この灰色リスはゆっくりと全ての食料を奪っていった。
その結果、赤いリスの数は減少した。
次第に赤いリスはアイルランドからいなくなるだろう。
なんという悲劇か。
おそらく1番の脅威は地球温暖化だろう。
もし今のように地球温暖化が続けば、海面が上がり気候は大変動するだろう。
50年以内にモルディブ共和国全体が海の藻屑となるだろう。
なにが地球温暖化を引き起こしているのか?ちょっと周りを見渡してみよう。今まで煙や汚染、燃やさなくてはならない山のゴミに衝撃を受けたことはないだろうか?
少しばかし怒りを感じるのは至極当然だ。非常に長い間、私たちは結果を考えずに環境を使い(潰して)きた。
環境は私たちに多くのものをもたらしてきたが、私たちは本当に自然に感謝しているだろうか?
自然はとても広大で力強いため、ある単純な事実を思い出しがたい。ーー地球は私たちの家であり、私たちはその一部なのだということだ。
私たちが自然を害せば自らも害すことになる。
わずか一つの小さなシステムの一部を変えれば、大きな悪い影響をもたらす。
間違いなく将来私たちはさらなる環境問題に直面するだろう。
20年で私たちはやり方を変えられないだろうか?

赤いキタリス

モルディブ共和国
海抜が非常に低い